市販のベビー麦茶には1か月ごろからOK!と書いてありますが、離乳食を始める頃にあげる方が多いようです。
特に麦茶をあげなければいけないことは無いのですが、水分補給として、本格的に暑くなるまでに飲めるようになっていると
熱中症予防や、虫歯のリスクも下げることができるので、親御さんも助かるのではないでしょうか?

麦茶は大丈夫?

画像: 麦茶は大丈夫?

麦茶と小麦アレルギー

身近なお茶といえば、麦茶を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
私の家でも毎日麦茶を作っていて、特に夏休みの間は一日中麦茶を作っているんじゃないか、というほどでした。
あまりに麦茶ばかり作っているので、嫌になり、我が家は麦茶係なるものを作って、順番に子供達に作らせることにしました。
最近では水出し、煮出し兼用になっている麦茶パックも多く出回り、用途に応じて使い分けることができ大変便利です。

そんな麦茶ですが、市販のベビー麦茶には1か月ごろからOK!と書いてありますが、離乳食を始める頃にあげる方が多いようです。
特に麦茶をあげなければいけないことは無いのですが、水分補給として、本格的に暑くなるまでに飲めるようになっていると熱中症予防や、虫歯のリスクも下げることができるので、親御さんも助かるのではないでしょうか?

そのときに気になるのが「麦茶と小麦アレルギー」
同じ麦の文字がついているので、気になったり心配になった方も多いはず。
麦茶の原料は大麦です、殻付きで焙煎した大麦を、煮出したものが麦茶になります。
古くは平安時代から飲まれていたようで、「麦湯(むぎゆ)」とも呼ばれていたそうです。
大麦と小麦は、交差抗原性があります。
交差抗原性は、アレルギー反応を起こす食品と違った食品(アレルゲン)でも、タンパク質の一部が似た形をしている場合、それに反応してアレルギー症状が出てしまう事です。
ですが一般的には、摂取が可能なことがほとんどです。

ただ、何度も言うように食物アレルギーには個人差があるので、小麦アレルギーでも麦茶が飲める人や、完全に除去している方もいて、本当に人それぞれです。
重症な場合や不安を感じる場合は、必ず専門医に相談してからいただくようにしてください。
私の場合、長男次男と食物アレルギーが続いて少し怖かったので、末っ子の時は離乳食で小麦が大丈夫だとわかった後に、麦茶を始めました。
それまでは、ほうじ茶や白湯で水分補給をしていました。

ここ1、2年は、出先でお茶が出されることが少なくなった代わりに、個々に直接ペットボトルを出してくれたりします。
食物アレルギーの人たちにとっては、ひと目で何茶かわかりますし、食品表示も記載されているので案外その方が助かるのかな…と感じました。
特に初めての訪問先で「これは何茶ですか?」とは聞きづらいですからね。

管理栄養士「渡邊こずえ」

食物アレルギーっ子ママで、管理栄養士。
管理栄養士の免許取得後、食品会社・病院・エステティシャンや飲食店など様々な仕事を経験。
現在は、3人の子育てをしながら自身の体験や失敗をもとにイラストやコラムを書いていただいています。
質問などありましたら「お問い合せ」にお気軽にメールをお願いいたします。

This article is a sponsored article by
''.