外部にはさまざまなウイルスや菌がいます。
また、帯状疱疹のようにウイルスが体内に潜んでいる場合もあります。
ストレスや疲れがたまり、免疫力が低下してくるとそれらの敵と戦うことができなくなり体調を崩します。
同じように、免疫力の低下によって、いつもは平気な食材でもアレルギーの症状が出ることや、具合が悪くなることもあります。

疲れと食物アレルギー

画像: 疲れと食物アレルギー

【免疫力の低下と食物アレルギー】

「あれ?いつ蚊に刺されたのかな?」
息子がまだ小さかった頃、 片方の目元に、ぷっくりと蚊に刺された跡のような膨らみができることがありました。
外出もしていないのに、いつ虫に刺されたのだろうと、とても不思議でした。
翌日の朝には消えていたため、当初は虫刺されだと思っていたのですがその後も何度か繰り返していること、必ず同じ場所にできること、痒みもないことから虫刺されではないだろうと思い始め、相談することに。
夕方から夜にかけ出現し、翌日の朝には治っていることが多かったため、受診して直接確認してもらうことはできなかったのですが、おそらく疲れによる身体の反応ではないかとのことでした。

【免疫力の低下と食物アレルギー】
外部にはさまざまなウイルスや菌がいます。
また、帯状疱疹のようにウイルスが体内に潜んでいる場合もあります。
ストレスや疲れがたまり、免疫力が低下してくるとそれらの敵と戦うことができなくなり体調を崩します。
同じように、免疫力の低下によって、いつもは平気な食材でもアレルギーの症状が出ることや、具合が悪くなることもあります。
幼い子に多いイメージの「食物アレルギー」ですが、年齢に関係なく誰でも突然発症する可能性があるのです。
疲れや、体調不良が食物アレルギー発症のきっかけになることもあり、「疲れているときは、食物アレルギーになりやすい食材を避けている」という人もいます。
食物負荷試験でも体調が万全でない時は、検査をすることができません。
当日、体調が思わしくないため 検査を延期したという経験をお持ちの方もおられるのではないでしょうか。
食物を摂取して出た症状なのか、そうでないのか区別ができないというのはもちろんですが、症状が出た場合に、より酷くなってしまう可能性があるからです。

【疲れのバロメーター?】
子ども(特に幼児〜低学年)の中には、自分の身体の異変を言葉にしてうまく伝えることができないタイプもいます。
息子もそのタイプで、さっきまでいつも通りに遊んでいたのに急に元気がなくなることがありました。
よく聞き取ると「朝からお腹が痛かった」と。
大人からすると、早く言ってよ!と思うのですが、どう伝えるのか分からなかったようです。
そんな息子の体調不良も、目元のぷっくりを目安に把握しやすくなりました。
小学校に上がり、言葉でうまく伝えられるようになった頃ぷっくりも出現することはなくなってきました。
疲れのバロメーターはありますか?
季節の変わり目、新生活、さまざまな変化にも対応できるよう、うまく自分の身体と向き合って、健やかに過ごしていきましょう。

管理栄養士「渡邊こずえ」

食物アレルギーっ子ママで、管理栄養士。
管理栄養士の免許取得後、食品会社・病院・エステティシャンや飲食店など様々な仕事を経験。
現在は、3人の子育てをしながら自身の体験や失敗をもとにイラストやコラムを書いていただいています。
質問などありましたら「お問い合せ」にお気軽にメールをお願いいたします。

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