原形を留めた使い方をしない食品は念入りに確認しましょう

中華料理

画像: 中華料理

ピーナッツアレルギー

 ピーナッツアレルギーを持つ中学生のお母さん、とりあえずスーパーに行ってから決めようと思い店内を見回していると、新商品のポップが見えました。
麺類は一皿で主食+主菜になり、手軽にできて子どもも食べやすくて喜びそうです。今晩はタンタンメンに決めました。実は、このタンタンメンにはピーナッツが使われていて…。

 中華料理、エスニック料理など、香辛料をたくさん使う料理では、ピーナッツを調味料として使われることが度々あります。
香辛料が強いためにピーナッツの味に気付くのが難しい点が、誤食に気付くタイミングを遅らせる原因にもなっています。今回のタンタンメンも、ペーストにして味噌のように使われたことと唐辛子の辛さが、中学生でもアレルゲンを食べてしまう事故につながりました。
 中学生ともなるとある程度は子ども自身で判断できると油断せず、原材料の表示は必ず読むようにしましょう。
特に、原形を留めた使い方をしない食品は念入りに!

認定食物アレルギー管理栄養士「根路銘寿々(ネロメスズ)」

老人ホーム、療養型病院、保育園などの施設に15年以上勤務した経験をもとにイラストやコラムを書いていただいています。
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