原材料名の後ろに( )がついて記載されるもののうち、少し変わっている表示をするものがあります。
乳化剤(大豆)→大豆から作られた乳化剤(わかる)、調味料(アミノ酸)→アミノ酸を使った調味料(わかる)、魚肉すり身(魚介類)→タラとかイワシとかじゃないの??魚介類って、かなりザックリした内容だと思いませんか?

入ってる?入ってない?注意したほうが良い表示

画像: 入ってる?入ってない?注意したほうが良い表示

心配な場合は病院で相談して決めましょう

 原材料名の後ろに( )がついて記載されるもののうち、少し変わっている表示をするものがあります。
乳化剤(大豆)→大豆から作られた乳化剤(わかる)、調味料(アミノ酸)→アミノ酸を使った調味料(わかる)、魚肉すり身(魚介類)→タラとかイワシとかじゃないの??魚介類って、かなりザックリした内容だと思いませんか?

実は、この(魚介類)が表示されるものは全部で6種類しかありません。
・魚介エキス
・魚油
・魚醬
・魚醬パウダー
・魚肉すり身
・魚介類由来のたんぱく加水分解物
以上の6種類です。

 これらの採取方法は網で、分別しないまま加工していきます。
そのため、どんな魚介類が混ざっているかわかりません。
エビ、カニ、イカなど個別には注意できないので総称して(魚介類)となっています。
他の食品とは記載の仕方が違うので、魚介類のアレルギーがある場合は見落とししないように気を付けましょう。

 シラスのパッケージなどで見かけるエビ、カニが混入する漁法をしている注意喚起メッセージは、上記6種類と比べて混入している量がとても少ないことから、表示の義務はありません。
食べられる範囲を狭めてしまっては栄養バランス、外食の楽しみなどを損ねてしまうことにもつながりますので、心配な場合は病院で相談して決めましょう。

認定食物アレルギー管理栄養士「根路銘寿々(ネロメスズ)」

老人ホーム、療養型病院、保育園などの施設に15年以上勤務した経験をもとにイラストやコラムを書いていただいています。
質問などありましたら「お問い合せ」にお気軽にメールをお願いいたします。

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