次男が1歳を過ぎた頃、本格的に代替食品の購入を始めました。やっと見つけたグルテンフリー

まわりの人の食事に興味がでてきて

やっと見つけたグルテンフリー

 お気に入りの輸入食品のお店があります。
品数が豊富で、行くたびについ買い過ぎてしまうほどです。
最近は食物アレルギーの方以外にも、グルテンフリー食品の需要があるようで、その輸入食品店でもグルテンフリーの食品をよく目にするようになりました。
次男は小麦アレルギーだったので、グルテンフリーの食品がこんなにも身近なものになっていることに嬉しさを感じます。
【まわりの人の食事に興味がでてきて…】
 次男が1歳を過ぎた頃、本格的に代替食品の購入を始めました。
それまでは家族とは別に、和食を中心としたメニューにしたり、市販のベビーフードをアレンジしたり、問題なく過ごすことができたのですがまわりの人の食事に興味が出始め、誤食の心配も増えたためです。
(特にお兄ちゃんが食べている物への興味がすごかったです)
【やっと見つけたグルテンフリー】
 現在のように、食物アレルギーに対応した食品を置いている店舗はほとんどなく、インターネットで注文し、購入をしていました。
「米粉パン」と言う名前の商品はいくつかあったものの、小麦粉を使用していないグルテンフリーのパンではなくほとんどが、小麦粉に米粉を配合して、もっちりとした食感に仕上げたパンでした。
また、小麦粉不使用と記載されていても、説明文をよく見ると、小麦粉由来のグルテン配合と注意書きがあったり、なかなかグルテンフリーの米粉パンを探せず、時間がかかった記憶があります。
 当時は、アレルギーに配慮したと言うよりも、風味や食感を良くするために米粉を使用する目的の方が多かったようです。
まだまだパンはハードルが高いのか…と気落ちしていたところ、ようやくグルテンフリーの食パンを発見。
クチコミを読んでみると、同じようにグルテンフリー米粉パンを求めてたどりついた方が多く、味も好評だったため購入することにしました。
さらに、雑穀類を使用した麺や、マカロニ、米粉を使用したケーキミックスも購入することができました。
【お兄ちゃんと一緒】
 さっそく、グルテンフリーの米粉パンを焼いているとトースターの前に集まる兄弟。
同じものを食べたがっていたので、お兄ちゃんも一緒に食べてもらうことにしました。
味も気に入ってくれたようで、次男の定番のパンになりました。
代替食品を使うことで誤食の心配をせずに、食事風景を見守れることは親のメンタル的にも良かったと思います。
 小麦アレルギーの耐性を獲得したあとは、グルテンフリーの米粉パンを買う機会はなくなりました。
その後、次男はパンが大好物になり、今ではパン屋さん巡りをしたり、自分で作ってみたりと当時では考えられなかった生活を送っています。

管理栄養士「渡邊こずえ」

食物アレルギーっ子ママで、管理栄養士。
管理栄養士の免許取得後、食品会社・病院・エステティシャンや飲食店など様々な仕事を経験。
現在は、3人の子育てをしながら自身の体験や失敗をもとにイラストやコラムを書いていただいています。
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