ケーキやお菓子作りには欠かせない、生クリーム。
お菓子以外にも、お料理のコクを出したい時やクリーム系パスタソース、コーヒーのトッピングなど様々な食べ物に使われています。

結局、戻ってきました

【我が家の定番、豆乳生クリーム】

ケーキやお菓子作りには欠かせない、生クリーム。
お菓子以外にも、お料理のコクを出したい時やクリーム系パスタソース、コーヒーのトッピングなど
様々な食べ物に使われています。
一般的に「生クリーム」と呼ぶのは、動物性脂肪のみを使用しているものだけで、遠心分離で生乳の脂肪分を分離させた後、濃縮して作られます。
それに対して「ホイップ」は、先ほどの動物性脂肪に植物性脂肪を加えたもの(または植物性脂肪だけのもの)を指します。
今回はあえて「生クリーム」と呼んで、お話をしていきたいと思います。

【我が家の定番、豆乳生クリーム】
「生クリーム」は、乳製品なので、乳製品アレルギーの方はもちろん食べられません。
息子が乳製品のアレルギーだった頃は、豆乳で作られた生クリームを愛用していました。
当時は、米粉のケーキミックスと豆乳生クリームをいつもセットにして使うことが多かったのですが、取り扱っているお店が少なかったので、見つけると購入するようにしていました。
通常の生クリームに比べると、さっぱりした味で、口当たりも軽いので家族みんなのお気に入り。
イベント好きな子達も、このクリームでケーキを作ると喜んでくれましたし、ケーキ以外にも使えるので、とても重宝していました。
乳製品が解除されてから、せっかくなので通常の生クリームを使用してケーキを作ることにしました。
やはり、動物性の生クリームはすごかった。
しっかり泡立ち、絞り出した飾りもシャープで、とても綺麗な仕上がりになりました。
味はもちろん美味しかったのですが、いつもの豆乳生クリームに比べ、口当たりがすごく重く、
すぐにお腹いっぱいになってしまいました。
美味しいけど、やっぱりあのクリームがいいねってことで、結局豆乳生クリームに戻りました。

【大豆アレルギーでも大丈夫?】
大豆アレルギーの方でも食べられる生クリームがココナッツミルクで作ったホイップクリームです。
ココナッツミルクの缶を冷やし、分離した油分を取り出してホイップすると生クリームのようになるそうです。
ヴィーガンの方に教えていただいたのですが、独特の香りもなく、とても食べやすいとのこと。
ココナッツミルクを選ぶ時の注意点として、全脂肪のココナッツミルクで、「グァーガム」が入っていないものを選ぶこと。
グァーガムとは、ココナッツの成分が分離しないための増粘剤で、クラスタ豆から作られています。グァー豆やグアール豆とか呼ばれています。
グァーガムがはいっていると、油分と水分を分離できないため、クリームが作れないそうなので注意です。
私も教えていただいたばかりなので、早速ココナッツミルクを買いに行ってみようと思います。

管理栄養士「渡邊こずえ」

食物アレルギーっ子ママで、管理栄養士。
管理栄養士の免許取得後、食品会社・病院・エステティシャンや飲食店など様々な仕事を経験。
現在は、3人の子育てをしながら自身の体験や失敗をもとにイラストやコラムを書いていただいています。
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