日本で行われる季節のイベントは、日本特有のものから海外発祥ののもまで合わせると約30ほどあると言われています。
その中で、お菓子が伴う行事といえば「ハロウィン」や「クリスマス」「バレンタイン」など 子どもたちが大好きなイベントです。
園や学校、地域の集まりでお菓子をもらう機会もあるでしょう。
その時に、食物アレルギーを持つ親御さんが心配なのは「手づくりお菓子問題」かと思います。

手づくり問題

みんなと一緒

 日本で行われる季節のイベントは、日本特有のものから海外発祥ののもまで合わせると約30ほどあると言われています。
その中で、お菓子が伴う行事といえば「ハロウィン」や「クリスマス」「バレンタイン」など 子どもたちが大好きなイベントです。
園や学校、地域の集まりでお菓子をもらう機会もあるでしょう。
その時に、食物アレルギーを持つ親御さんが心配なのは「手づくりお菓子問題」かと思います。

 仲の良い子ども同士で手作りのお菓子を交換しあったり、お菓子を作りながら楽しむイベントなど、子どもたちにとってワクワクするような内容でも、アレルギーっ子の親としては手放しで喜べません。
我が家の場合、アレルゲンを使用する手づくり系のイベントは避けていましたし、バレンタインも無縁だと思っていたので今までは問題なく過ごしていました。
ところが、嬉しいことに(?)先日バレンタインに手づくりスイーツをもらった息子。
ピーナツアレルギーの事はどうしてるのかと気になり尋ねたら「事前に 話していた」とのこと。
昔、いただきもののお菓子にピーナツが使用されていて食べられなかったことがあったので、最近ではピーナツアレルギーをオープンにしているそう。
それでも、ピーナツが使用されていたり、不明なものに関しては、事情を伝えた上で感謝の気持ちを伝え持ち帰るそうです。
(家族が美味しくいただきます)

 贈り物に関して、一番安全なのは「手作り」を避ける事ですが、その他にも次のことを気をつけるようにしています。
・アレルギーの確認必須
・食品表示を確認できるものにする
・食べ物以外のものを贈る
さらに、中学生になると「 部活での差し入れ」や「3年生を送る会」でたこ焼きパーティーを行うことがありました。
贈り物の場合、最終的に自分で「食べない」という選択をすることができますが、参加型の場合コンタミ不可の重度な子や、同じ空間や、触れるだけでも症状を誘発してしまう子たちにとっては本当に悩ましい問題だと思います。
部活動のほうからは「食物アレルギーの方は各自で判断してください」と事前にお知らせをもらいます。

 なので、自分で判断できるように日頃から家族での話し合いや、顧問の先生との認識のすり合わせが必要になってきます。
顧問の先生の認識の差にもよりますが、食物アレルギーを考慮し、子どもたちと話合い、イベントを企画してくれることもあるそうです。
アレルギーっ子だって、コンタミや、症状誘発の不安がなければ、「みんなと一緒」の空間を楽しみたいですよね。

管理栄養士「渡邊こずえ」

食物アレルギーっ子ママで、管理栄養士。
管理栄養士の免許取得後、食品会社・病院・エステティシャンや飲食店など様々な仕事を経験。
現在は、3人の子育てをしながら自身の体験や失敗をもとにイラストやコラムを書いていただいています。
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