習の面では子供たちの自主性が一番だけれど、食物アレルギーへの配慮はまだ心許ない部分があり、少しだけ、大人の手助けをしてあげてください。

修学旅行のスケジュール

食物アレルギーへの配慮

 ここしばらく休止していた校外学習が再開されましたね。
普段できない体験をして、心身ともに成長できる機会があることはとてもありがたいと感じます。
修学旅行の思い出は今でも印象に残っている方もいるかと思います。
 中学生の修学旅行になると、見学・体験のスケジュールを子どもたち自身で計画するようになります。
現地の公共交通機関の時刻表や料金も各自に貸与されているタブレットで簡単に調べられます。
一生懸命に調べて計画する様子は微笑ましいですが、昼食の計画の様子はちょっとハラハラします。
 旅行先の食事はその土地の特産品、郷土料理を体験できる反面、食物アレルギーへの注意が必要です。
食材の名前が方言でわかりにくい、調理法からアレルゲンの有無を推測できないためです。また、子ども同士での話し合いで決めていくものですから、候補に挙げた飲食店のホームページにアレルゲン情報が載っていたとしても、美味しそうな写真だけに目がいってしまいがちで、好き嫌いをもとに判断しやすいです。
そばアレルギーで、蕎麦屋さんの蒸気もNGという場合があるように、どの程度までアレルゲンを避けるべきかについては人それぞれです。
 学習の面では子供たちの自主性が一番だけれど、食物アレルギーへの配慮はまだ心許ない部分があり、少しだけ、大人の手助けをしてあげてください。

認定食物アレルギー管理栄養士「根路銘寿々(ネロメスズ)」

老人ホーム、療養型病院、保育園などの施設に15年以上勤務した経験をもとにイラストやコラムを書いていただいています。
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