初めての食材は小分けにして目を離さないようにしてください
初めての食材がないか確認してみてくださいね!
くまさんのパンをお土産に1つ、買って帰った時のお話です。
小ぶりなパンは夕食が出来上がる前の補食にちょうど良さそうです。
子供の好みそうな形をしていればなお良し、くまさんのパンをお土産に1つ、買って帰ったそうです。
離乳食のあいだは慎重に進めていた新しい食材ですが、2~3歳あたりからは大人とほぼ同じものを与えているご家庭が増えてきます。
これくらいの年齢になれば、極端に硬いものや生のレタスのように嚙みちぎるのが難しいもの以外は、大抵は消化できるようになっているからです。
しかし、残念ながら食物アレルギーは消化機能の発達とは別物です。
初めての食品を与えるときは、小分けにしてできるだけ目を離さないようにしましょう。
ピーナッツクリームの味が気にいったようで、早々に完食してしまい、様子を見に行ったときには苦しそうにしていたそうです。
幸い、病院には間に合ったため大事には至りませんでした。
保育園、幼稚園、学校からのお便りの中に給食の献立表があります。
メニューの名前と一緒に使っている食材が記載されていますので、初めての食材がないか確認してみてくださいね!
認定食物アレルギー管理栄養士「根路銘寿々(ネロメスズ)」
老人ホーム、療養型病院、保育園などの施設に15年以上勤務した経験をもとにイラストやコラムを書いていただいています。
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