赤ちゃんが食欲旺盛で母乳だけでは足りなくなってきたり、保育園に通うようになったり、粉ミルクが必要になることがあります。
乳製品アレルギー児には、ミルクアレルギー用の粉ミルクを使うことになります。病院でよく確認してから購入しましょう。

とくべつな粉ミルク

画像: とくべつな粉ミルク

専用ミルク

 赤ちゃんが食欲旺盛で母乳だけでは足りなくなってきたり、保育園に通うようになったり、粉ミルクが必要になることがあります。乳製品アレルギー児には、ミルクアレルギー用の粉ミルクを使うことになります。病院でよく確認してから購入しましょう。
 母乳だけでは足りないかな?と思ったおかあさん、病院で飲ませても良い粉ミルクを教えてもらいました。わりとシンプルめなデザイン缶だから、パッケージは簡単に覚えることができました。
今度出かけたときに買って来よう!
少し大きめのドラッグストアの粉ミルクコーナーに行くと“専用ミルク”がいくつか置いてありました。あれ?意外と種類ある…??とりあえず、記憶しているパッケージに似てるかな?と思ったものを買いました。
 おかあさんは“専用ミルク”はミルクアレルギー用と認識したようですが、正確には乳糖不耐症や難治性下痢症など病気に合わせて作られた専用の粉ミルクで、ミルクアレルギー用以外にもいくつか種類があります。
また「似てる」と思った様子から、森永乳業「ニューMA-1」と「MA-mi」を間違えてしまったのではないかと推測しました。この2種類は、成分としては同じですが、タンパク質の分解度が違います。赤ちゃんのアレルギーの症状に合わせて、お医者さんがどちらかを選んで教えてくれていたのでしょう。吐き戻してしまいました。
 ベビー用品専門店やドラッグストアでも治療用の粉ミルクが入手しやすくなりました。入手しやすくなることはとてもありがたいけれど、どうしても普通の粉ミルクよりは需要が少ない分、欠品の可能性があります。少しでも疑問を感じるようなら、もう一度確認して、ネット通販なども上手に利用してみましょう。

認定食物アレルギー管理栄養士「根路銘寿々(ネロメスズ)」 

老人ホーム、療養型病院、保育園などの施設に15年以上勤務した経験をもとにイラストやコラムを書いていただいています。
質問などありましたら「お問い合せ」にお気軽にメールをお願いいたします。

This article is a sponsored article by
''.