食物アレルギーがある方には共感いただけるお話し

私の中のあるある

画像: 私の中のあるある

アレルギーっ子のママが集まると、「あるある」話になることありませんか?

 「あるある」は、多くの人が体験しているありがちな事柄や、頻繁に聞く言動を意味するそうです。
困ってる事や、悩んでることを話してるうちに、共感してもらったり、笑いあったり。
誰かに話すことで気持ちが楽になることもあります。

もしかしたら、誰か共感してくれるかな?と思い、私の中のあるあるを書いてみました。

【愛用食品会社に反応!】

 たくさんの食品会社がアレルギー対応食品を販売しています。
似たような商品でも、「ここの会社のものじゃないと食べてくれないんだよね」と言うようにいくつか愛用している食品会社があるかと思います。
私は、そんな愛用食品会社のトラックや車を見かけると、勝手に親近感を持ち、反応してしまいます。
一つの商品を企画・開発・製造から販売に至るまで、大勢の人が携わっています。
その人たちの努力のお陰で、食物アレルギーがあってもおいしく食べられること、そのことを考えると本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
さすがに、顔に出すことは出来ないので、脳内からしっかり感謝の気持ちと声援、
そして“販売終了しないでね“という想いを送っています。

【特定原材料不使用の食品を見つけるとテンションが上がる】

 ネットや通信販売で購入することが多かったアレルギー対応食品。
最近では“アレルギー食品コーナー“を設けている店舗もあり、本当に手に入りやすくなりました。
 そんな中、ふいに特定原材料不使用の商品を見つけると、テンションが上がります。
限られた食材でのメニュー作りは、どうしても似通ったものになりがちなので、食べられる商品が増える=食事のレパートリーが増えるということ。
なので、少々高くても嬉しくてつい買ってしまいます。
また、仕方のないことですが、アレルギー対応の食品は通常の商品に比べて割高なものが多いです。
「アレルギー割」とかあったらいいなぁ…と時々思ったりもします。

【アレルギー対応のお店を見つけると、勝手にオーディション】

 食物アレルギーがあると、外食もなかなか自由にできません。
無理に外食する必要はないかもしれませんが、旅先や友達との会食、ちょっとした息抜きには利用したいものです。
普段からアンテナを張って、情報収集はしているものの、思いがけずアレルギー対応のお店を見つけると嬉しくなって即ブックマーク、そして詳細をリサーチします。
不明な点を店舗に確認するときに、曖昧な受け答えをされると不安なので、残念ながら脱落になります。
不安を一切感じない受け答えや、気配りをされると、思い切り“合格ボタン“を押したくなるほど脳内が盛り上がります。
 さらに、実際に利用したアレルギーっ子ママのクチコミが高評価なら間違いなく「外食リスト入り」です。

 食物アレルギーの食事は毎日、毎食の事。
行き詰ったり疲れたり、料理が苦手な人ならなおさらです。
そんな時は誰かに聞いてもらったり、SNSを覗いてみたり、がんばらずにガス抜きをしてみてくださいね。

管理栄養士「渡邊こずえ」

食物アレルギーっ子ママで、管理栄養士。
管理栄養士の免許取得後、食品会社・病院・エステティシャンや飲食店など様々な仕事を経験。
現在は、3人の子育てをしながら自身の体験や失敗をもとにイラストやコラムを書いていただいています。
質問などありましたら「お問い合せ」にお気軽にメールをお願いいたします。

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