ここ10年で、食物アレルギーに対応した食品が非常に増えてきたと感じています
また、インターネットやSNS普及で、商品も情報も手に入りやすい環境になり、とても嬉しく思っています。

ゼリーのケーキ

画像: ゼリーのケーキ

ゼリーのケーキ

 今年も帰省する事ができなかったので、お中元として地元のジェラートを送ることにしました。
なんと、そのお店のジェラートは、食物アレルゲン28種類不使用なのに、フレーバーが約16種類もあるんです。
そのうえ、見た目も可愛らしく、味も非常に美味しいと評判で、帰省先の家族にも喜んでもらえました。
 ここ10年で、食物アレルギーに対応した食品が非常に増えてきたと感じています
また、インターネットやSNS普及で、商品も情報も手に入りやすい環境になり、とても嬉しく思っています。
なかには、本当にアレルゲン不使用なの?!と驚くほど味も進化している商品もあります。
小麦・卵・牛乳を除去していた当時の、次男のスイーツは、あんこベースの和菓子と煎餅。
それをヘビーローテーションで食べさせていたあの頃が懐かしいです。
【次男、初めてのケーキ】
 次男が1歳の誕生日をむかる頃、ようやく私の住んでいる地域にも、食物アレルギーに対応しているケーキ屋さんが増え始めました。
知人からの情報で、早速注文することに。
電話で対応していただき、とても丁寧にやりとりしてもらいました。
使用している原材料の説明はもちろん、厨房の器具に関することまで細かく教えていただきました。
また、出来ないこともしっかり伝えていただいたので、曖昧な受け答えで不安になることもなく安心して注文する事ができました。
当日、次男のためのゼリーのケーキと、長男も食べられる卵不使用のケーキを無事受け取りました。
やはりプロは凄かったです。
ベリー系のフレーバーで作られた、宝石のようにキラキラ輝くゼリーのケーキは、食べるのがもったいないほどでした。
卵不使用のケーキも「え?ほんとに使っていないの?」と逆に心配になるくらいフワフワで、味も通常のケーキと変わらない美味しさでしした。
おかげさまで、とても思い出深い誕生日になりました。
ケーキをやめて、代わりのもので誕生会をすることも考えましたが、子どもにはケーキや、ロウソクを消すことも楽しみの一つなので
やはり「バースデーケーキ」は特別なものだと思います。
 余韻に浸りながら、片付けをしているとふと気がつきました。
ケーキの消費期限が翌日だったのです。
しかもゼリーのケーキは6号で6〜8人分、卵不使用は5号サイズで4〜6人分。
嬉しくてすっかり忘れていましたが、当時我が家は4人家族で、そのうち2人はこども、そして主人は甘いものはそんなに
得意ではない…なぜそのサイズで注文してしまったのでしょう…
というわけで翌日は、無駄にするまいと、ずっとケーキを食べ続けることになりました。

管理栄養士「渡邊こずえ」

食物アレルギーっ子ママで、管理栄養士。
管理栄養士の免許取得後、食品会社・病院・エステティシャンや飲食店など様々な仕事を経験。
現在は、3人の子育てをしながら自身の体験や失敗をもとにイラストやコラムを書いていただいています。
質問などありましたら「お問い合せ」にお気軽にメールをお願いいたします。

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