少しでも不安があるときは購入しないのが一番ではありますが、もし、購入を検討する場合は、お店に商品情報を詳しく確認してからにしましょう。

グルテンフリー

画像: グルテンフリー

グルテンフリーと小麦アレルギー

 グルテンフリー、グルテン不使用と書かれた商品が増えたなと感じるようになりました。小麦アレルギーの場合はどうしても目が行ってしまいます。

 小麦アレルギーがあることを知って、お友達から旅行のお土産にプレゼントされたお米クッキーが美味しかったので、自分でも購入しようと思いました。
うっかりパッケージを捨ててしまいましたが、通販サイトでも取り扱いがあるようなので、写真を見れば多分どの商品かわかるでしょう。
『グルテンフリー』で早速検索!…思いの外いっぱいヒットしてしまいました…さすがにこんなにたくさんの中から見つけるのは難しすぎる!!購入は断念しました。
 大手通販サイトへの出店は審査が複雑なためか大きなお店が中心となっていて、たくさん作って販売できる工場製品が多く集まっています。
今まではたくさん作って通販するのが難しい小さなお店は審査に通りにくく、出店できる通販サイトが見つからず断念してきました。
しかし、フリマサイトや小規模事業者向けの販売サイトの発展に伴い、これまで諦めていたお店でも通販が可能になってきています。
どうしても手に入れたい商品がある消費者にとっても、これは嬉しい流れですね。

 ただ、何でも通販で手に入れられる反面、「こんなはずじゃなかった!」となってしまうことも多々あります。
例えば、今回登場した『グルテンフリー』は、通常はグルテン(小麦)及び小麦不使用のことを指していますが、ごく稀に打粉に使った小麦粉などを小麦としてカウントしていない商品、“グルテン”は添加していないが小麦製品は使用している商品が販売されていることがあります。
食品の表示や食物アレルギーの知識が充分ではない人でも出店できてしまうからです。
 少しでも不安があるときは購入しないのが一番ではありますが、もし、購入を検討する場合は、お店に商品情報を詳しく確認してからにしましょう。

認定食物アレルギー管理栄養士「根路銘寿々(ネロメスズ)」

老人ホーム、療養型病院、保育園などの施設に15年以上勤務した経験をもとにイラストやコラムを書いていただいています。
質問などありましたら「お問い合せ」にお気軽にメールをお願いいたします。

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