他にもオムライスやサンドイッチなど子どもたちが好きなメニューにもたくさん使われている卵。
卵アレルギーの場合は、もちろん使うことができないので、卵の「黄色」を使いたい時は、代替食材に色付けをして使うことが多いかと思います。
「黄色」を求めて
お弁当のレパートリー
光の3原色の一つ「黄色」
元気、無邪気、光、希望など黄色のもつイメージは明るいものが多く、目立つ色のため
注意喚起にもよく利用される色です。
錦糸卵、卵そぼろなど、食べ物の世界でも黄色は、料理をパッと華やかに見せてくれます。
他にもオムライスやサンドイッチなど子どもたちが好きなメニューにもたくさん使われている卵。
卵アレルギーの場合は、もちろん使うことができないので、卵の「黄色」を使いたい時は、代替食材に色付けをして使うことが多いかと思います。
例えば卵そぼろだと、しっかり水気を切った豆腐を炒めて、色付けをして作ります。
錦糸卵は、水で溶いた小麦粉や米粉を着色し、薄く焼いて細切りに。
なんちゃって卵を作るときに、私がよく使用していたのは、かぼちゃの「黄色」でした
当時から製菓用のかぼちゃパウダーは存在していましたが、取り扱っているところが少なかったため離乳食でペースト状にして使うベビーフードのカボチャフレークを使っていました。
荒目の粉末状になっていて、少しずつ足しながら調整がしやすいため非常に重宝していたのですがかぼちゃ風味が強かったため、使いすぎると食べてくれず、色味と味のちょうど良いラインを探るのに苦労しました。
他にも試したのはクチナシ。
クチナシは、おせち料理の栗きんとんや、さつまいもを煮る時によく使われます。
食材と一緒に炊くことで、鮮やかな黄色に仕上がります。
色はとても綺麗だったのですが、液状は扱いが難しく、手間もかかるクチナシでの着色は、すぐに断念しました。
もう一つ、黄色の着色に便利なのが「ターメリック」
和名では「ウコン」
お酒を飲む前にお世話になった方もいるのではないでしょうか。
ウコンには春夏秋冬の種類があり、ターメリックは「秋ウコン」にあたります。
カレーに使用されているスパイスで、カレーうどんを食べたときにシャツについてしまうあの鮮やかな黄色がターメリック(秋ウコン)です。
スーパーでも比較的手に入りやすく、粉状で調整がききやすいため、とても使いやすいアイテムです。
スパイスを取り扱う会社によると、1歳半から使用することができるそうなので、メニューに取り入れることで、食事の幅を広げることができるでしょう。
ただ、入れすぎると苦味を感じることがあるので、少量を油と一緒に調理することをオススメします。
管理栄養士「渡邊こずえ」
食物アレルギーっ子ママで、管理栄養士。
管理栄養士の免許取得後、食品会社・病院・エステティシャンや飲食店など様々な仕事を経験。
現在は、3人の子育てをしながら自身の体験や失敗をもとにイラストやコラムを書いていただいています。
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