さなこどもの手や口は大人の予想外のものを隠し持っていることがあります。
しかも、そういう時に限ってとんでもない力で握りしめているので、そぉ~っと開こうなんて不可能です。どこにそんな力があるのか、本当に不思議。

あまりにも固く握りしめているので

画像: あまりにも固く握りしめているので

赤ちゃんが隠し持ってたもの

 小さなこどもの手や口は大人の予想外のものを隠し持っていることがあります。
しかも、そういう時に限ってとんでもない力で握りしめているので、そぉ~っと開こうなんて不可能です。どこにそんな力があるのか、本当に不思議。

 孫ちゃんを預かったおばあちゃんでしたが、雨の日に1日お部屋の中2人きりはさすがに大変…
公民館のキッズルームなら、お友達がいるかもしれないと思い、出かけてみることにしました。
幸い、声をかけてくれたママさんがいたので、一緒に遊んでもらえました。最初は、特に変わった様子は見られず、仲良く遊んでいました。

 ところが、孫ちゃんが突然、お友達に向かって拳を向けました。何かを渡したいよな…?
なんと、家を出る前に食べたボーロをお友達に渡そうとしていたのです!
お友達は鶏卵アレルギーではありましたが、運よく触れる前に防ぐことができました。
おばあちゃんは「赤ちゃんはよく手を握っているものよ」と思い、手の中のボーロに気付かなかったのです。シッカリ握っている手を無理矢理開いたら可哀想と感じて、そのままにしていたのも、あったかもしれません。

 実は、保育園の朝の預り入れの時、手、口、ポケットからご飯粒やパンくず、おかずくずを発見することは意外とよくあります。ネジを握っていたこともありました。
こまめな手洗い、ウェットティッシュで拭き取りするようにすれば、隠し持った何か発見する機会が増えるとともに、清潔を保つことができます。

認定食物アレルギー管理栄養士「根路銘寿々(ネロメスズ)」

老人ホーム、療養型病院、保育園などの施設に15年以上勤務した経験をもとにイラストやコラムを書いていただいています。
質問などありましたら「お問い合せ」にお気軽にメールをお願いいたします。

This article is a sponsored article by
''.